グループ内での関係づくり
それぞれの部下との信頼関係は、周囲との建設的な関係を大切にすることでもあります。 リーダーにとって重要なことは、こうした信頼関係を基に、更に他部門の人達をも含めて、何かを生み出したり、創り出すという積極的な体質の組織活動をするということです。
実際には、組織内の対立は常に起こるわけですが、常に建設的な関係になるように調整していくことが大事な役割になってきます。こうした建設的な関係を築くための提案が心理学者であるアルバート・エリスによってされています。
まずは相手をあるがままに受け入れることで弱点も含めて受け入れること、 次に相手を褒めることで、感謝の気持ちも含めてくり返し伝えること、3つ目は誠実なコミュニケーションを心がけることで、 相手に自分の意見を押しつけないこと、お互いの立場や意見の違いを認めることもポイントです。
更には、部下が目標に取り組むことを応援する姿勢を明確にすることで、建設的というのはお互いがWINーWINの関係でなければ成り立たないので、目標設定はことさら重要です。
リーダーでも間違いを冒すことはあります。従って、部下も間違いをおかすことがあることも明確に認めましょう。目標は長期、中期、短期に分けるとイメージもしやすくなります。